音大生・音大卒向けに就職や転職のサポートを無料で行うサービスです。

就活リベンジが人生を変えた!ピンチをチャンスに変える方法~音大生の就活体験談 vol. 11~

 
この記事を書いている人 - WRITER -

こんにちは!音大生就活支援サービス「ミュジキャリ」編集部のなつぼっくりです。
今回は、就活を終えた洗足学園音楽大学の4年生にインタビューを行いました!

「音大からどうやって就職するの…?」「どうやって志望業界を見つけるの…?」など、就活に関して悩みや不安がある方も多いのではないでしょうか?

そんな皆さんに読んで頂きたい記事です(^^)

自己紹介

なつぼっくり:こんにちは!本日は、お忙しい中ありがとうございます。簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか?

長谷川さん洗足学園音楽大学でサクソフォーンを専攻している長谷川莉子です。大学卒業後は、IT業界のベンチャー企業に就職します。

なつぼっくり:ありがとうございます!本日は、就活体験についてお伺いしていきたいと思います。宜しくお願いします!

就活を始めた時期・理由

なつぼっくり:長谷川さんが、就活を始めた時期はいつくらいでしょうか?就活をしようと決められた理由についても教えて頂きたいです。

長谷川さん3年生の2月です。実技試験が終わってから本格的に就活を始めましたが、3年生の6月くらいから情報収集はしていました。

就活を始めた理由は、音楽以外の新しいことにチャレンジしたかったからです。元々、自衛隊の音楽隊に入りたいと考えて、音大に入学しました。

ただ、音大に入って狭き門だと気づいて…「音楽で培ってきた経験もあるのでは音楽以外にも生きるのでは?」と考え、就職を決めました。

業界・入社先の決め方

なつぼっくり:就活を始められてからどのように業界を絞っていきましたか?

長谷川さん業界はブライダル、IT業界、広告業界などを見ていました。就活の軸に合っていて、興味のある業界を選んでいました。

なつぼっくり:そうだったんですね!ちなみに、就活の軸はありましたか? 

長谷川さんはい!就活の軸は、初めは①感動を与えられるか②長期的に人と関わっていけるか、の2つでした。実は私、一度志望度の高い企業から内定を頂いたこともあったのですが、再度ゼロから色々な企業を見ることを決め、最終的には別の企業への入社を決めたんです。

再度スタートを切ってからの就活では、①成長できるか②仕事を通して自分の存在意義を実感できるか③商材を売って終わりではないか、の3つになりました。

「成長できるか」という点については、具体的には、新規事業に挑戦できるか、自分の関わっていない事業にも挑戦できるかを重視していました。

また、「売って終わりではない」というのは、会社全体でお客さまのニーズに合わせてサービスを提供できるか、という点を重視していました。

なつぼっくり:詳しくありがとうございます!志望度が高い企業から内定獲得されたにも関わらず、ゼロから企業探しをされたのですね!?その経緯について詳しく聞かせて頂けますか…?

長谷川さん初めに内定を頂いた企業からは、6月に内定を頂き、その後社員さんと関わる機会を沢山頂きました。実際に働く方々の様子を拝見して、就活の時に思い描いていたイメージと、実際の働き方にギャップがあると感じるようになりました。社員さんの人間関係があまり良くないと感じましたし、自分の理想とする仕事ではないと思って…

なつぼっくり:どんなところが理想と違ったのでしょうか?

長谷川さん自社のサービスを必要としていない人にも、とりあえず売りつけるのを目指しているところです。ビジネスを成長させるために、売上を伸ばすのは重要だと思っていましたが、自分の理想とする働き方とは違うと思いました。

なつぼっくり:だから、就活を再スタートした時の軸に「商材を売って終わりではない」が加わったんですね…!

長谷川さんそうです!結局、最初に内定をいただいた企業に対して「4月からもここで働いてよいのかな?」「大学生のうちに、もう1回進路を考え直そう」と考え、就活をゼロから再開しました。

なつぼっくり:内定を頂いた企業に違和感を抱いたとしても、実際にゼロから就活をやり直そうと決断するのは、本当に勇気がいることだと思います…!最終的に入社を決めた理由と、今後の目標について教えて頂けますか?

長谷川さん入社を決めたのは、先程お話した就活の軸に合っていると思ったからです。

将来は、入社先でビジネススキルを磨いて実績を残し、独立したいと考えています。自分で会社を作って、新サービスを提供できるような人間になりたいです!

なつぼっくり:すごいですね…!就活前から、起業について考えられていたんですか?

長谷川さんそうではないです。夢とか志を、より深く考えたのは、再就活を始めてからです。再就活を始めて、より自分のことを深く見つめることができたと思います!

なつぼっくり:「内定先が合わなくて再就活」という大変なご経験を経て、ご自分に合う企業と、将来の目標を見つけられたんですね…!

音大生の就活について思うこと

なつぼっくり:就活では、どんなエピソードをお話されましたか?

長谷川さん主に話していたのはサックスオーケストラで4年間、学生のインペクをつとめていた時のエピソードです。コロナ禍でも例年より多くのお客様に聴いて頂きたいと考え、最終的に再生は1万回を越えました!

なつぼっくり:1万回はすごいですね…!お話する時に、気をつけたことはありますか?

長谷川さん簡潔に話すことが苦手で課題でした。そのため、「どういう事を伝えたいか」ということを考え、そのために何を話すか、紙に書いて整理するようにしました。

つぼっくり:実際に話すのがうまくいかない時って、考えがうまく整理されていないことが多いですもんね。

就活をしていると、音大生ならではの大変なところもあったのではないかと思います。音大生ならではの就活で頑張るポイントってありますか?

長谷川さん実技との両立の方法を考えることです。特に再就活の時は、本番を多く控えていたので大変でした…

時間や日付で区切って、「今は練習」「今は就活」と切り替えるようにしました。オンラインの選考が多かったので、ジャケットとシャツだけ持ち歩いて練習や本番の合間に学校で選考を受けるようにしました。

なつぼっくり:メリハリをつけて取り組むのは大切ですね。逆に、就活中「音大生で、よかった」と思えることはありましたか?

長谷川さん沢山あります!

1度目の就活を終えて、先生に相談したところ「あなたはすごい、音大生はすごいよ」と言ってもらえました。練習に、授業に、バイトに、就活に…と全力で頑張ってきて、「自分えらい!」というマインドを持って就活できたと思います!

また、音大生は、自分の演奏を分析し、練習して更に高めていきますが、それは就活でも同じです。就活と練習は似ていると思います。常に自分と向き合って考えながら練習しているため、自己分析は練習に取り組んでいるかのようにできました!

なつぼっくり:真剣に音楽に取り組んできたからこその強みですね!就活中、ミュジキャリを使ってみていかがでしたか?

長谷川さん音大生の就活は周りに隠したり後ろめたさのようなものがあったのですが、ミュジキャリで出会えて、他の音大生と一緒に取り組めたことが1番良かったです。

また、私はミュジキャリの企業紹介で入社先の企業に出会いました。ミュジキャリの方に、LINEや面談で選考対策や面接練習をして頂き、助かりました。困ったら相談できる、という環境が揃っていて、自分のことを気にかけてくれているのが、本当に心強かったです。ミュジキャリがなければ、今の会社に出会えてなかったので本当に感謝しています!

なつぼっくり:就活を考えている音大生と繋がれるのがミュジキャリの魅力ですね!また、ミュジキャリでは音大生の皆様にぴったりの企業をご紹介していますが、長谷川さんがご自分に合う企業に出会うことができて、とても嬉しく思います。改めまして内定おめでとうございます!

後輩へのメッセージ

なつぼっくり:最後に、進路について考えている後輩音大生にメッセージをお願いします。

長谷川さん練習もバイトも就活も…寝る時間も惜しんで全部全力でやっていて皆んな偉いです!本当に大変なことだと思います。就活で辛いこともあるかもしれませんが、就活しているだけですごいことなので、「自分は偉い!」というマインドを忘れないでください。無理せず、悔いが残らないように音楽・就活共に頑張って下さい!

なつぼっくり:本日は貴重なお話をありがとうございました!

==============================================

「自分にこの企業は合わないかも」という違和感から逃げずに、納得内定を獲得された長谷川さん。就活においても、それ以外でも「大変な出来事が起きたとしても、それをチャンスに変えられるかは自分次第なのかもしれない」と改めて感じていました。

==============================================
【23卒・既卒就活&転職活動をご検討中の方へ】

ミュジキャリでは、2023年卒業予定の音大生の方、音大卒業生の方を対象に面談を行っています。長谷川さんも面談を受けられて、ミュジキャリがご紹介した企業の内定を獲得されました。音大生専門のアドバイザーに就職や進路・キャリアの悩みを相談してみませんか?

▼23卒の方はこちら▼
https://musicari.jp/23soudan04/

▼既卒就職・転職活動をご検討中の方はこちら▼
https://musicari.jp/ktsoudan11/

 

この記事を書いている人 - WRITER -